2007年03月10日

セッティング (キーボード編 その2)

 さて、今度はラックのお話。

 「ラック」というのは、鍵盤のない音源やエフェクター(音に効果をつける機材)を、19インチの箱に入れて使うもののことです。
高さのことを「U(ユー)」といって、最小単位が「1U」、最大になると、一台で10U近くになるものもあります。

 最上段の2つ 「パワーディストリビューター」
パワーディストリビューターというのは、すべての楽器群に電源を供給するものです。
わたくしのセットは、機材の量が多いので、2台使います。
下のものには、「タイムディレイ」という機能がついていて、3つのグループが時間差で電源が入り切りされます。
これは、ミキサーなどに過電流が流れるのを防ぐためです。

 その下は 「ワイヤレスシステム」
以前ご紹介した、ショルダーキーボードからの演奏命令を受けます。
まずは右側で飛んできた電波をオーディオ信号で受け、左側に送り、左が受けたオーディオ信号を
MIDI情報に変え、楽器に送ります。
右側には、アンテナが2本立っているのがご覧いただけるかと思います。

 放熱の関係で一段空いていますが、
その下が 「MIDI パッチベイ」
これは、鍵盤から送られてきたMIDI情報を、遅延がないように同時に複数の音源に送るものです。

 下の2台が 「トーンジェネレーター」
トーンジェネレーターというのは、音源のことです。
メイン下鍵盤で弾いて鳴らす音源。
上のものが、主にアコースティックピアノを、下がエレクトリックピアノを担当しています。

これがラックの上部。
次は下部。

 一番上も音源。
メイン下鍵盤で弾いた際、ストリングスが常に鳴るようになっており、必要に応じて、ペダルで出し入れします。

その下 「ディメンジョン」
これは、音にコーラス感を与える「エフェクター」です。
こいつはかなりの古株で、もう25年くらい使っています!^^;)
最近のデジタルの音を、少しだけ人間味のある温かい音に変えてくれる優れものです。

 その下は (少し見にくいのですが)「リバーヴ」
音に残響を与えるエフェクターです。

 最下段の大きなものが 「ミキサー」
キーボードは、ほとんど全ての音源(鍵盤つきの音源も含め)が一台につきステレオで出します。
今回は、音源が8台あるので、16チャンネル要ることになります。

その全てをここでまとめ、さらにリバーヴを必要な量だけかけ、EQ(イコライジング)といって、音質の調整までしたうえで、最終的に左右2チャンネルで音響に送ります。

 以上が、わたくしのセット。
次回は、もう一人のキーボード編です。

 専門用語が多くて、何を言っているかわからない方、ごめんなさい!!m(_ _)m



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