2007年03月30日

Concert Clip -その2-

 昨日の続きです。

 11:00にわたくしを含めたプレイヤー5人が入りました。

 楽屋に荷物を置いて、まずは機材のセッティングの確認です。

 基本的には、それぞれレイアウトは決まっているのですが、その日のお客さまの位置、演奏曲目、それにその日の感情などで、微妙に変わったりしますので、その微調整を行ないます。

 今回は特に、客席が円形に椅子を並べてあるホールですので、わたくしの両サイドに位置する、もう一人のキーボードとドラムは、少し向きに角度をつけました。
そのほうが、ステージが広く見えるからです。

どんなに広いホールでも、真ん中あたりに楽器が寄っていたりすると、ステージが狭く見えてしまうものなのです。

 その後、サウンドチェックに入りました。

 この画は、音響に今日の全体の響きの希望を伝えているところだったと思います。
ホールの形状や、材質で、やたら増幅されてしまったり、逆にやせ細ってしまったりする周波数があるので、それを音響で補正してもらいます。

こればっかりは、その日にその会場で音を聴かないことにはわからないので、サウンドチェック後、全体で音を鳴らしてみて、判断することになります。

もちろん、お客さまがいらっしゃらないこのときと、本番とでは、響きも変わってくるのですが、そのあたりは音響におまかせです。

 次回は「プレーヤー紹介」編。^^)  

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2007年03月29日

終わりました!!

 3/18のコンサートは、いろいろな方のおかげをもちまして、無事つとめることができました!!
本当にありがとうございました!!

 たいへん更新が遅れてしまいました。
画像が手元に届くのを待っていたためです。m(_ _)m

 今日から、何回かに分けて、そのときの模様を画でお伝えしようと思います。

 まずは、当日の9:00~編。

 会場となるホールが9:00からしか開かないので、「バンド機材車」「音響」「照明」が、9:00少し前に現場に到着して会場が開くのを待ちます。
ちなみに、その頃のわたくしは、入浴の最中。^^;)

 会場が開いたら、そこからは時間との闘いです。
バンドスタッフ(ローディ)、音響、照明が機材を搬入し、照明のシュート(天井の照明の調整)を待って楽器、音響機材を配置していきます。

 事故防止のため、スタッフがヘルメットをかぶって作業をしているのがおわかりいただけるでしょうか。

 暗がりの中で、うちのスタッフたちは、楽器の配置を終え、配線にはいります。

莫大な量の配線なだけに、ミスがあると、その原因をつきとめるまでにも時間がかかってしまいます。

それゆえ、完璧なる作業が要求されます。
それも、時間と闘いながら!!

 わたくしたちプレイヤーは、11:00に会場に入りました。

 その頃にはすでに、楽器、音響、照明の全てがセッティングを終了して、サウンドチェックを待ちます。
セッティングを早く終えることができれば、しばしの休憩というわけですが、なかなか最終チェックをしたりと、そんな余裕はないようです。

 画像が思ったより重いので、次はまた明日。^^;)  

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2007年03月15日

セッティング (キーボード編 その3)

 さて、今回は、もう一人のキーボードのセッティングです。

 このプレイヤーは、普段合唱団の常任ピアニストをしているスゴい人なのです。^^)
なので、アコースティックピアノの音色が中心のセットです。
もちろん、わたくしがアコースティックピアノの音色で弾くこともあるのですが、その分担は、フレーズがかなりガチガチに決まっているような場合は彼女が、フィーリングで弾くような場合はわたくしがピアノパートを担当します。

つまり、わたくしがピアノパートを弾いている場合は、適当なわけで・・・。・o・;)

 さて、そのセッティングですが・・・
メインで弾く楽器は、例の「腹で鳴らないように導入した!^^;)」ピアノ鍵盤の楽器です。
その上に、大半はストリングス(弦楽器群)を発音するシンセサイザーをセットしています。

わたくしのそれと比べると、上に乗せてあるシンセの傾斜角が、かなり鋭角なのがお解かりいただけるでしょうか。

ストリングスという、朗々と奏でるようなフレーズが多いため、ピアノから移行して弾くような場合、音が鋭くなってしまうのを防ぐためです。

逆にわたくしのセットで上に乗せているシンセは、ブラスのような攻撃的なフレーズが多いため、ほとんど下の楽器と平行な感じに置いてあります。

 たった少しの角度の違いが、出音にも影響するので、そのあたりは慎重にセットしています。

 例のピアノ鍵盤の楽器も、前にお話ししたように、単なるリモコン、それだけでは音が出ないので、それを鳴らすための音源がこの画です。

 一番上が、彼女のすべてのセットに電源を供給するもの。
その下が、ミキサーです。
ミキサーの下がリバーヴ。

大きくわけて3つのラックのうち、一番下のものには、実は5つの機材が入っています。
(一番下はハーフラックのものが2つ)

そのうちの一番下2つがピアノ音源。
鍵盤をひとつ弾くだけで、この2つの音源が鳴ります。
2つが混ざり合っている音色もあれば、片方がアタックだけ担当しているような音色もあります。

 右側にはシンセを一台セットしています。
ピアノ以外の音色を複数鳴らす場合があるためです。

 実はこの右にセットしている「M1」は単なるリモコン代わりに使っています!
これで鳴る音源は、ラックの下から3番目。

 こんな感じで、2人で9台の鍵盤を操って演奏します。

 それはそれは「雄大な世界」を演出するのですよ!!^^)v  

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2007年03月12日

リハ終了!

 3/18本番のリハーサルが、昨日3/11に行なってきました。
何しろ、40曲からなるコンサートですので、リハーサルも、10:30~22:00という長丁場です!

 ドラムセットなどを除いて、ほぼ本番どおりの機材、セッティングをリハの前日にすませておいたので、昨日はすぐにリハに入れました。

 ヴォーカリストの卵たちだけに、もう何年もやっていて、慣れた感じでリハをする方、初めてで、とても緊張している方、といろいろでしたが、無事終了しました!

 バンド自体も、一緒に合わせるのは昨日が最初で最後。
それだけに、全ての音に気を遣っていたため、ついつい画を撮るのを忘れてしまいました。・o・;

 日本全国、冬に思いっきり逆戻り!!・o・;)

 名古屋も寒いです!!x_x;)
明後日までは雪も続き、来週もまだまだ寒いとか。。。
3月だというのに、変な気候ですが、例年ならボチボチ桜の声も聞こえてくる頃。
というわけで、髪だけは3・4月ヴァージョンに変えました。^^;)

 本番まであと一週間。
微調整をして、あとは本番に臨む時期まで来ました。

一音入魂!!

素敵な「音空間」を演出できるように頑張ります!^^)  

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2007年03月10日

セッティング (キーボード編 その2)

 さて、今度はラックのお話。

 「ラック」というのは、鍵盤のない音源やエフェクター(音に効果をつける機材)を、19インチの箱に入れて使うもののことです。
高さのことを「U(ユー)」といって、最小単位が「1U」、最大になると、一台で10U近くになるものもあります。

 最上段の2つ 「パワーディストリビューター」
パワーディストリビューターというのは、すべての楽器群に電源を供給するものです。
わたくしのセットは、機材の量が多いので、2台使います。
下のものには、「タイムディレイ」という機能がついていて、3つのグループが時間差で電源が入り切りされます。
これは、ミキサーなどに過電流が流れるのを防ぐためです。

 その下は 「ワイヤレスシステム」
以前ご紹介した、ショルダーキーボードからの演奏命令を受けます。
まずは右側で飛んできた電波をオーディオ信号で受け、左側に送り、左が受けたオーディオ信号を
MIDI情報に変え、楽器に送ります。
右側には、アンテナが2本立っているのがご覧いただけるかと思います。

 放熱の関係で一段空いていますが、
その下が 「MIDI パッチベイ」
これは、鍵盤から送られてきたMIDI情報を、遅延がないように同時に複数の音源に送るものです。

 下の2台が 「トーンジェネレーター」
トーンジェネレーターというのは、音源のことです。
メイン下鍵盤で弾いて鳴らす音源。
上のものが、主にアコースティックピアノを、下がエレクトリックピアノを担当しています。

これがラックの上部。
次は下部。

 一番上も音源。
メイン下鍵盤で弾いた際、ストリングスが常に鳴るようになっており、必要に応じて、ペダルで出し入れします。

その下 「ディメンジョン」
これは、音にコーラス感を与える「エフェクター」です。
こいつはかなりの古株で、もう25年くらい使っています!^^;)
最近のデジタルの音を、少しだけ人間味のある温かい音に変えてくれる優れものです。

 その下は (少し見にくいのですが)「リバーヴ」
音に残響を与えるエフェクターです。

 最下段の大きなものが 「ミキサー」
キーボードは、ほとんど全ての音源(鍵盤つきの音源も含め)が一台につきステレオで出します。
今回は、音源が8台あるので、16チャンネル要ることになります。

その全てをここでまとめ、さらにリバーヴを必要な量だけかけ、EQ(イコライジング)といって、音質の調整までしたうえで、最終的に左右2チャンネルで音響に送ります。

 以上が、わたくしのセット。
次回は、もう一人のキーボード編です。

 専門用語が多くて、何を言っているかわからない方、ごめんなさい!!m(_ _)m  

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2007年03月09日

セッティング (キーボード編)

 例の3/18のコンサートまで、あと10日!!
というより、3/11のリハーサルまで、あと3日!!

 やっと、37曲の譜面も書き終え、セッティングに入ります。
結局のところ、譜面ができあがらないと、使う音色がわからないため、譜面が未完成のうちはセッティングができないのです。

 今回は、バンドなので、キーボードは二人います。
とはいえ、演目数があまりにも多いため、結果的には一人で弾くときとほとんど変わらない機材量になってしまいました。^^;)

 メインで使う楽器は2台。
以前、おなかで音が鳴ったため、メインで使う楽器はピアノ鍵盤にしたことをお話ししましたが、今回はそのピアノ鍵盤は、もう一人のキーボードが使うため、メインの上下ともシンセ鍵盤(軽い)です。

 上の楽器は外国製で、軽く軽自動車が買えてしまうほどの価格のものです。
まあ購入した時期がだいぶ前だったこともありますが、機能というより、内部的なメカニズムに高いお金を出した、という感じです。
もちろん、それだけの音は出るのですが。。。
例えば、弦楽器などは、ちゃんと「馬のしっぽ」で「(松ヤニのついた)羊のはらわた」をこすっている音がするのです!^^)
アコースティックな音から、幻想的な音まで、幅広く活躍してくれます。

 サイド(舞台下手・・・右)に置くものは図の4台にしました。

一番下がオルガン、中二つは普通のシンセサイザー、一番上は、これも以前お話ししたヴァーチャル・アコースティックシンセサイザーです。
ソロのフレーズだけを、この楽器が担当します。
やはり、ソロを弾くのに、上下に挟まれた鍵盤は、結構弾きづらいので、ソロを多くとる楽器は、他のものでも、たいてい一番上に位置します。

 一番上の楽器だけは、鍵盤数が49鍵と少ないのでしかたないのですが、他の楽器に関しては、かならず、
上下の鍵盤の位置はあわせます!

キーボードを弾く方々、これは常識ですよ!!
そうやって置くことで、目的の音に間違えることなく、すばやく動き、反応できるのです。

 さて、これだけではないのですが、続きは次回。。。  

Posted by cyber at 02:33Comments(4)TrackBack(0)